Japanesqueという正体のしっぽは何処に…

テルレイが
表現したいもの、
キーワード、
Basic Modern Japanesque。
日本人でありながら
横文字の力を借りて…、
胡散臭く思われる方も多いだろう。
私も長年
ず〜っとそうだった。
しかも、
こんなぼんやりした横文字を使う奴が
生理的に大嫌いだった。
(おまけに、英文にこんな表現は無いだろう)
しかし、最近考え方を変えた。
いや、以前から
うっすら気づいてはいたのだが、
横文字だからこそ
表現できる世界も意外に多い。
そして、
まだ道途上なのに
日本語で説明調なキーワードを設定し、
あちこちからひんしゅくを買うのも怖い。
一面「逃げ」でもある。
しかし、
Basic Modern Japanesqueって何?
と問われたら、
冷や汗が出て、
急に言葉数が増える。
そこは今のところ、
深くて暗い迷宮なのである。
中世以降、西洋を中心に
海外の多くの人々が
オリエントの果てにある
島国ジパングに抱いた夢や空想を
そこに住んでいる側から、
しかも現代のわれわれが
解き明かしていくという難しさは、
想像以上にやっかいなことであるに違いないと
覚悟している今日この頃である。

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