雪がつんつんふる日に  京都ルネサンスを  どんなんかな〜 … と なつかしむ 。

つんつん

雪が
ふる…

やはり

日本の

京都の

ルネサンスは

室町時代と
言うべきか …

後醍醐天皇の

建武の新政
という

可逆的
点火プラグは

失墜し

京都は
一気に

武家政権の
中枢となった

ただ

武家には

公家的文化が
ない

権威には

秘匿された
巻物や

鬱々とした
詩歌

無駄に長い
衣のすそも

時に
必要だ

よって
仲良くした

一方で

義満は

勘合貿易
により

唐物収集家と
なり

圧倒的
北山文化を

立ち上げた

鬱々では
ない

ピッカピカの
文化を…

この辺りから
どうも

資本主義の
ニオイが

急速に
立ちはじめる

土倉が
勢いを増し

京都は

一大
金融都市へと

変貌する

しかし

ここまで
書いたことは

わたしには

あまり
興味がない

要は

わが私有地
安堵のためには

命をも
捨てるという

超資本主義的
東武士の精神が

それまでの
公家文化と

予想外の
ハレーションを
興し

おだやかな
情緒的文化に

生死
という

刃物
のよな

エッジを
与えたことこそ

興味が
ある

温泉気分
ではなく

一言
間違えば

命を落とす
文化..

あやふやと
揶揄されつつも

義政は
それを

濃淡の
東山文化に
落としこみ

そして

応仁の乱に
よって

小京都を

全国へ
ばらまくことも

忘れなかった

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