月いわく 本当の風流とは  物理を理解したのちに  語るべし

今年の
1年カレンダーは

1日毎に
月の出、南中、入り時刻を
書きこんだ

おかげで

朝方や日中も
月をさがすことになる

「 なんや、
よ〜やっと あんさんも

風流を
わきまえなはったんかいな〜 」

わたしが
へへへ .. 照れると

「 ウチの本質を知らぬまま
あの世行きやと思うてましたけど
オッホッホッホ 」

えらい
言うやないか〜 ..

「 そら そ〜どすわ〜、
イッパシに 月を語ってはったけど

いつも夜ば〜かり

しかも
酒の肴にする程度やさかいな〜 」

確かに
そうだったね

「 うちには 夜昼おへん
ず〜っとあんさんの地球を回って

汐の満ち干きを起こし
命を育んでますんやさかいな〜 」

どうも
ありがとう

「 へん、なんやそれ、
それだけかいな〜 も〜 」

なにか?

「 うちが いいひんようになったら
地球は目が回るほどクルクル回転して

とても住める場所では ありません!
っちゅうことや 」

わ、わかったよ〜

「 風流とは 風の流れどすわ !
要は、物理どすがな〜 

そこらあたりを よ〜分かった上で
軟弱な風流を 語りなはれ 」

はい
よ〜く分かりました
気をつけます!

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