「罪が無い」というターニングポイントは、一体どの辺にあるのだろうか?

わたしはよく
食品スーパーへ
行く。

すると
鮮魚、精肉、他
あちこちで

さかな さかな さかな〜♪

お肉たべよ お肉たべよ♪

賑やかな音楽が
鳴っている。

大人として
無表情で
澄ましてはいるが

もし独りなら

片足体重になって
ひまわりのように
踊り出しそうな自分が
いる。

これらの曲は
販促のためなのか?

あるいは
楽しい環境づくり
なのか?

決して
悪いとは思わないが

最近は
コロッケ専用曲や

焼き芋専用曲まで
できて

若干うるさくもある。

もう少しすれば
鮮魚コーナーも

サバ専用曲とか
出来たりして


推測するが

いやまて、
単価の安いサバは
残念ながら
そこまで
出世は
しないだろう。

ただ
わたし自身
まだパンコーナーでは
音楽の記憶が
ない。

朝はパン〜 昼もパン〜♪

とかあっても
よさそうだが

隣に
米コーナーがあるので
小麦と米の消費量という
国家的対決に
なってしまうか〜


憂慮し、納得する。

それでは
酒コーナーは
どうだろう。

お酒 お酒 お酒〜♪
ほろ酔い〜 おさけ〜♪

など
あったりすると
やや
腰が動くが

やはり
やや反社会的臭いが。

そんなことばかり
考えながら
店内をうろつく
日々である。

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