雌雄異体とリーダーシップについて考える。

なぜ男に乳首があるのか
昔から不思議だった。

太古には
雌雄同体だったものが、
種の保存性を高めるために
ある時突然
雌雄異体へと変異したのか。

もしかしたら
その名残かもしれない…
などと
無い知恵を絞る。

こんな疑問を思い出したのは、
ここ最近
世界政治に見る
女性リーダーの台頭だ。

力や瞬発力に特化し
本来外で暴れまわるべく
切り離された「雄」は、
いつの時代も
テリトリー拡大に向け
組織を模索した。

組織という力学は、
飛躍的成長を生み出すが、
一方で
悲劇ももたらしてきた。

また、組織が爛熟すると
もはやテスターを当てても
何処がショートしてるのかさえ
判断しかねるほど
機能不全に陥る。

そんな時、
組織というしがらみから離れた
「雌=女性」が登場する。

我が国の古代においても、
卑弥呼や台与の例がある。

複数の利害関係により
組織が停滞し、
バイアスが掛かりすぎると
「個」が必要になる。

女性という性は
「個」を表現するには
非常に象徴的で「しなやか」だ。

何を隘路で迷走してるの?
もっとシンプルに果断に
判断しなさいよ!..と
お母さんのように
ケリをつける。

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