続・そろそろ知りたい、あの世のしくみはどうなってるの?

以前、
立花隆氏のTV番組で
臨死体験に迫るシリーズがあった。
確か
臨死時の眩しいほどの光や高揚感は
死に対する恐怖感と苦痛を和らげ
その人の一生を肯定するために
脳が最後の力を振り絞って演出する
脳内完結のドラマだ..的推論で
番組は終わったように思う。
さて困った
と私は思った。
自分の脳内だけで全てが完結するとなると
ちょっと寂しい。
ツァラトゥストラはかく語りきが鳴り響き
実際の宇宙から光と共に
造物主がゆっくりと姿を現し
君はよくやったよ..みたいなことを言い
膨大な素粒子が体を突き抜けるように
今生の親しき人々の思念と見送りを受け、
天上に昇るにつれては
多くの先人たちが拍手で迎えてくれる…
. . . . .
いや! ちょっと待て!
書いてみて、これは相当煩わしい。
考えてみれば親しき人も片手あれば足りるし
天上へ行ってまで会いたくない先人は数多い。
造物主の立場になってみても、
いちいち1人1人に面倒だろう。
こう考えてみると
自分の脳内だけで完結するということは
結構ベストな選択なのかもしれないと
思えてきた。

Written by: