実はうらやましい、東京の 赤提灯ワールド

東京が
うらやましいのは

一点!
赤提灯の多さ。

マグマの様な
経済都市「東京」を

銀河のように
取り巻く通勤圏。

肩の力が抜けた
お江戸300年

宵越しの銭は持たぬ
粋な町人の都だ。

わたしも
山手線の
年間定期パスを買って
赤提灯をうろうろしたい。

しかし、
ここで言う「東京」は
山手線管内に限らない。

そこから
地下鉄・JR・私鉄沿線が
血脈のように派生する
広大な関東圏を言う。

極論すれば
白河の関や
勿来の関まで
関東圏だ!!(違うか?)

関東圏の特筆は
東京経済を中心に
しっかりと
スクラムを組んでいる。

固いことは言わねえや
商売したけりゃ
誰でも来なよ、
となる。

そして
ガス抜きのように
広範囲に
赤提灯が乱立する。

しかし、
京都となると
事情が異なる。

エリアも
三方山で囲まれた
箱庭サイズ。

公家文化を
ベースとして
敷居が高く

酒場も
品格を
求められる。

もちろん
隣の大阪とは
相容れず

互いを
異星人扱いして
遊んでいる。

当然
経済的爆発力に
劣る。

しかし、
古都文化に
特化することは
実に
京都の責任でもある。

あれこれあるが.. .

いずれにせよ、

東京の赤提灯は
実に
うらやましい!

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