カレンダーについて思うこと

カレンダーには
いろいろ悩んできた。
居間や机周りにある
あの月極カレンダーだ。
どうも戦略が見えてこない。
サラリーマン時代、
週末まで、給料まで何日?
という点で
価値はあった。
しかし、
どうやって生きていこうか…
となると
とてもフラストレーションが溜まった。
まして、
日めくりなどぶら下げられると
どうしろと言うんだ
…ということになる。
そこで私は
20年位前から
1年カレンダーしか見ないことにしている。
昨日もダメ、
今日もダメ、
でもまだ大分残ってる…
という風に
己を甘やかすことにしている。
人には、
運の上でも気分の上でも
いい時もあれば悪い時もある。
すぐ目の前にあるものに手が出ないほど
寒い日もあれば、
シャーシャーと動き回る季節もあるのだ。
春夏秋冬を通して
この1年でどう成長しよう…
と考えている。
するとある人が私を見て、
10年カレンダーでもいいんじゃないですか?
と言った。
私は一瞬考えた。
しかしすぐ却下した。
第一貼り出す場所がない。
それと、
そんなに悠長だと、
私は冬眠してしまうに
違いない。

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