いまだ分からぬ . . . アメリカ女とは一体いかなる風情のお方?

以前

風と共に去りぬ

読んだことないの〜 ?


怪訝な顔を
されたので

せっせと

分厚い単行本
4〜5冊に

目を通した。

チャラい
恋愛小説かと
思いきや

なんと
疲労の溜まる

ズンドコ劇場だった。

ヒロイン
スカーレットは

打ちのめされる度に

馬車に
乗っていた。

思ったのは

なぜこの女性

こんなに
頑ななんだろ〜?

….

同時に

1970年代
アメリカの

ウーマン・リブ運動も
連想した。

元来
わたしの中で

アメリカ女性に対する
確固とした観念は
無かった。

アメリカは

歴史も
新しく

多種多様な民族の
集積国家だ。

しかし

だからこそ
その歴史は

マイノリティの
克服

より開かれた
自由への闘争だった。

それを思った時

あらゆる
男女差別の中で

スカーレットの
生き方も

その是非は
別として

この頑なさこそが

歴史を変革するための
原動力だった…


思えてくる。

今も
人種差別など

燻りを
見せてはいるものの

パイオニア精神で

短期間に
荒波を越えてきた
アメリカンスピリットに

一定の敬意を
表したい。

ただ、
アシュレー タイプの
わたしにとっては(笑)

アメリカ女のパワーは

やや
腰がひけるのが

正直なところだ。

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