『 京都 』とは 、古式ゆかしき振りをしつつ  最も新開地な『 情熱の都 』かも!

ここ最近
所用あり

京都上洛が
減っている

すると
益々

京都人から

ラブコールが
届く

とはいえ

現代人では
ない

賀茂氏

秦氏など

平安京
創設前から

この地で
活躍していた
人々だ

かれらには
とにかく

底知れぬ
パワーがある

祭に
熱狂し

騎馬を
闘わせ

大土木工事に
精を出し

機織りの音を
響かせ

山々を
跋扈し

鉱物資源を
採掘し

稲作に
励み

酒を
酌み交わす

今の静かな
京都人とは

やや異なる
人相だ

もちろん
これらは全て

本や
耳学問であり

自ら文献や古墳を
掘り返したわけではない

単純で
受け売り風の古代史は

十分に
戒めるべきだ

しかし

あの堅牢な
大和国家から

突然の
ごとく

全くの
別世界として

新都を
引き継ぎ

その後
千年余に亘り

国政・文化の
府として

繁栄を
極めるには

具体的な
技量と

苛烈な
バーナーを

必要としたに
違いない

しかも
彼らは

神の存在を
周知するため

神殿配置や
四神相応

鬼門の
方位や

天文学など

風水

共同生活に
欠かせない

共通認識となる
マークを

巧妙に
配置した

まさに
京都は

周到な
見識と

みなぎるパワーに
支えられた

新地
新開地であり

情熱の
都なのだ

もちろん

現代の
京都人にも

実は!

その名残が

赤々と
燃えている

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